全国児童文学同人誌連絡会さまより、「季節風」2018年新春号(133)をいただきました。
285ページの大ボリューム!
創作9編、ルポ、評論、季節風大会報告、書評、同人の受賞の言葉もずらりと並び、同人誌評では全国各地の同人誌から作品を取り上げ良い部分を挙げ、もう少し気配りが必要な部分については具体的かつ丁寧に指摘している。
「季節風」という場所から、たくさんの児童文学者が輩出された理由を垣間見たような気がします。
物語と真摯に向き合い、言葉にしていく集団のしなやかさは、題字の流れる字体からも感じられます。新春にあざやかな若草色の表紙、どれもセンスよく配置され、顔も姿も素敵な1冊でした。
日本全国にたくさんの書き手が、書かずにおられない人がいるのだと思うと、なんとなく、うれしくあたたかい気持ちになりました。