全国童文学同人誌連絡会さんより、「季節風」2018・夏 第135号をいただきました。
あさのあつこさん、いとうみくさん、越水利江子さん、八束澄子さん、高橋秀雄さん、などなど(書ききれないほどの)児童文学の最前線をいく作家さんたちが参加、切磋琢磨しながら高め合っている会です。
今号は、詩、創作、ルポ、評論、書評、会員さんの受賞の言葉、投稿作品・同人誌評、報告など。
どのページも言葉が溢れ、じっくり読みました。共感したり、そういう考え方もあるのか・・と思ったり、言葉で伝えることの大切さ、大変さがビリビリと伝わってきました。
創作を読んでいて気になったことがひとつだけありました。言葉の使い方です。現代の子どもたちが主人公と思われるのに固有名詞が寄り添っていない部分がいくつかありました。薬局はドラッグストアのほうが通りがよさそうだし、インストラクターという名称を使う時代ならタロウとハナコより、もう少しキラキラネームもありか?など、ほんの少しの違和感がひっかかりました。
世界観の統一というか創りこみを意識するといいのかも知れません。