団体会員の札幌陸子どもの本連絡会さんより、会報「ジグソーパズル 第83号」をいただきました。
今号は、いつもかわしらしい表紙やカットを担当している、たかたひろこさんによる新美南吉記念館探訪記が素敵な絵と文章で綴られています。札幌の紙芝居研究会かぜるんさんが札幌発の紙芝居を持って実演に行かれたとのこと、新美南吉の世界そのままの雰囲気を残す記念館の雰囲気などがつたわるあたたかい記事でした。
そして、2018年は雑誌「赤い鳥」100年でいろいろな場所で記念事業が開催されていました。それにちなんで「赤い鳥」解題ともいえる記事。近代児童文学の萌芽を感じさせてくれます。
札幌のぶっくはうすりとるわん、佐々木さんによる、お店の将来についてのおはなし。頼もしい若い相棒を見つけ、新たな局面へと船出していく様子が窺えます。
オープンから連日大にぎわいの札幌市図書・情報館の職員による利用案内を兼ねたレポート。新しい図書館のコンセプトで専門図書館の趣きを持つ場所が今後どのように使い分けられ、進化していくのか楽しみです。
こちらも新しいコンセプトの図書館、幕別町(十勝)、釧路市はじめ全国各地の取り組みをレポートしたもの。
コミック『ピアノの森』『よつばと』『乙嫁語り』新書『日本が売られる』『コンビニ人間』などのおすすめ書籍紹介など、充実の内容でした。