旭川児童文学創作の会さんより「六華」創刊号をいただきました。
三浦綾子記念文学館童話教室で出合った同人のみなさん、講師は升井純子さん。
升井純子さんの書き手を育て、このようにカタチにする手腕は本当に素晴らしく、1冊として発行されることで、みなさんのなかでも変化が起き、創作へのモチベーションになることでしょう。
ついつい、触れてしまいたいが、小学2年生から参加して、現在6年生の同人。ちいさな作品だけれど、心情を素直に書いていた。おはなしを書く、大人たちに混じって教室に参加する、大人の作品と並んで掲載された。ということが重要なんだと思います。
どの作品もちいさながら、個性が出ていて、さまざまな色合いのものでした。
しかし、どれも、どこかふんわりとした「おはなし」という、寝物語のような、さらりとした言葉でこぼれ落ちてしまうような、淡さを感じました。
まさに、ひとつとして同じ形のない。雪の結晶のような同人誌でした。手作り感のある造本ですが、色合いにセンスがあって、かわいらしい。
これから、どんなカタチに変化していくのか楽しみな同人誌の創刊です。