北海道えほん研究会さんより、「幼稚園・保育園で使いたい 読み聞かせ絵本」の冊子をいただきました。この冊子は、札幌えほん研究会の「どの本読もうかな355冊の絵本」を参考に、新たな絵本、ロングセラー絵本は選書しなおして編集です。
幼保教育に関わる会員が厳選し、吟味した絵本を月別、テーマ別に編集しています。読み聞かせにおける手引きとして、子どもたちに絵本を手渡す立場の大人に役立つことでしょう。
アジアの創作絵本、アイヌ、平和、バリアフリー、ことばあそび、こういうテーマのカテゴリがあると幅広いシーンで使える絵本を知ることができます。
多様性のなかで育つ子どもたちに、さまざまな価値観を伝えることができることでしょう。
願わくば、このような秀逸な絵本たちが、常に公共図書館や書店で子どもたちや保護者と出合えるように在庫として、所蔵資料として、本棚や売り場に並ぶと素敵なことなのにな・・・と思います。
この冊子の半分でも、公共図書館で所蔵されていると良いのですが・・・。
良い絵本が子どもたちに手渡されることを期待して、このような活動が広がり、絵本を内容で選ぶという基本が守られていくことを願っています。