団体会員の札幌地区子どもの本連絡会さんより、会報「ジグソーパズル」第85号をいただきました。今回もバラエティ豊かな内容。
【8年目の3.11展に参加して】、かとうまふみさんを中心として、「手から手へ展」の北海道開催を支え、「FROM HOPE展」を展開してきた過去があります。北海道子どもの本連絡会の冬季合宿研をきっかけに、8年目の展覧会が実現しました。旭川のこども冨貴堂からスタート、各地を巡回し、札幌のちいさなえほんやひだまりまで開催されました。そこに参加した方のレポート。
【はじめまして、かの書房です】札幌市豊平区美園にちいさな書店が誕生しました。かの書房、午後から開店ですが、21時まで開店しているのは働いている方にはうれしい時間でしょう。
絵本や児童書、小説がメインですが、もちろん取り寄せにも応じてくれます。
【中学校学校図書館について】札幌市は今年度全市中学校に学校司書が配置されました。勤務状況は選択ができるが、有償ボランティアという位置漬けであり、基本的にひとり職場。しかし、教育現場との協同で少しずつ機能の幅を広げている様子。試行錯誤のなかではありますが、学校図書館に専任担当者がいるということが、とても大切ですし、時間の経過とともに良い方向に進んでいくことでしょう。定期的な報告を待ちたいテーマです。
他にも、良い記事がたくさん掲載されていました。
じっくりと読みながら、現場で動いている人の切実な声、さまざまな声、を読み、考えることもあり。しかし、現状を嘆くばかりではなく、少しでも行動することが大切なことだ。と言い聞かせた。