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季節風 2019年秋号をいただきました。

  • 事務局
  • 2019年11月11日
  • 読了時間: 2分

全国児童文学同人誌連絡会さんより、「季節風 2019年秋号」をいただきました。

創作5編、ルポ、書評など。

「ビーフシチュー」弱視なのだろうか、視力の弱い女の子が主人公。最後に小さな救いの手があるが、あまり希望のない物語。同級生も担任の教師もひどい。現代の設定なのだろうか、会話の言葉も乱暴な言葉で理不尽な扱いをテーマとするのならもっと違う表現はないものか。

「旅立ちの日」読ませる物語で選択することの葛藤がよく描けていた。会話部分がよかったが、言葉のチョイスをもう少し登場人物に寄せて詰めるともっと完成度があがると思う。

「ハロウィンたんけんにしゅっぱーつ」漢字を多用せず、子ども向けを意識した書き方がよかった。子どもたちの会話表現も工夫があってリアリティがあった。

「糸平さんのドライブノート」ほのぼのファンタジーとして読みやすいものだった。まぁ、しかし、主人公の年齢など、子どもたちがすんなり物語に入れるような工夫があればもっとよかった。子どもたちにとっては大人の年齢など、自分の両親、祖父母などに重ねるのではないだろうか。今回の創作のなかでは一番、絵が想像できる物語ではあった。

「末っ子よくばりエンジェル」強い思いを裏打ちする動機が弱い。もう少し、強い動機や母親の受けた衝撃度合いの強さがあったうえでの決意が見えない。そういう衝撃があったのに、父親や姉はのほほんとしすぎているし、ちぐはぐさが粗く見えてしまった。

「結い」さすが、じっくり、じんわりと心に染みこんでくるプロの文章だった。随筆・エッセイとせずにルポとした部分もとてもよかった。

今回も楽しく読みました。ありがとうございます。


 
 
 

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