苫小牧文庫活動連絡会さんより、会報「あくしゅ」第75号をいただきました。巻頭は小学校長による、子どもの読書への願い、想い。読書することで想像力が育ち、現実世界を行く抜く力が備わるというもの。この方は、赴任してきた学校で学校図書館運営に関わり、学校図書館が先生たちだけなく、読み聞かせなどの読書ボランティアによって支えられることをよく理解しておられます。環境づくりの大切さもよく理解している方が校長としているのはなんと心強いことだと思います。
小学校学校司書による原稿は、若い感性を活かした、子どもたちに寄り添いながら楽しく運営している様子が伝わってきます。学校司書として関わる時間数が少ないのなら、図書委員を活発に動かす視点、周囲への感謝、自分になにが不足しているのか、客観的視点もあり、若いながらも素晴らしい姿勢で取り組んでいます。
連絡会の活動報告も盛りだくさん、児童文学者いとうみくさんの講演会、みなさんで絵本についておしゃべりした2時間、私設図書館「宇宙船みみ」のことなど、苫小牧地区の活発な様子がわかります。
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