top of page
検索
  • 執筆者の写真子どもの本連絡会 北海道

「あくしゅ」第75号をいただきました。

苫小牧文庫活動連絡会さんより、会報「あくしゅ」第75号をいただきました。巻頭は小学校長による、子どもの読書への願い、想い。読書することで想像力が育ち、現実世界を行く抜く力が備わるというもの。この方は、赴任してきた学校で学校図書館運営に関わり、学校図書館が先生たちだけなく、読み聞かせなどの読書ボランティアによって支えられることをよく理解しておられます。環境づくりの大切さもよく理解している方が校長としているのはなんと心強いことだと思います。

小学校学校司書による原稿は、若い感性を活かした、子どもたちに寄り添いながら楽しく運営している様子が伝わってきます。学校司書として関わる時間数が少ないのなら、図書委員を活発に動かす視点、周囲への感謝、自分になにが不足しているのか、客観的視点もあり、若いながらも素晴らしい姿勢で取り組んでいます。

連絡会の活動報告も盛りだくさん、児童文学者いとうみくさんの講演会、みなさんで絵本についておしゃべりした2時間、私設図書館「宇宙船みみ」のことなど、苫小牧地区の活発な様子がわかります。


閲覧数:6回0件のコメント

最新記事

すべて表示

児童文学創作教室 作品集をいただきました。

北海道文学館さんから、北海道文学館ウイークエンドカレッジで創作講座を受講した方の作品集をいただきました。 児童文学というには大人向けのものもあったが、最初から最後まで書くということを学んだことで「書く」行為に興味が持てたのではないでしょうか。書きたいテーマを見つけ、気持ちを紡いでいくきっかけになればと思います。 書くことの大変さ、作品にする難しさを学んだうえで作品創作に向き合うことができれば他者に

まゆ 第133号をいただきました。

北海道の老舗同人誌「まゆ」の第133号をいただきました。 こちらもコロナ渦や同人のみなさんの事情で例年より発刊が遅れたとのことでした。 今回は全体的に重めの記事が多く、読み込むのに時間がかかってしまいました。 書くことで自分の心と対話していく様子、心情の変化などが読み取れ、書くということが、 大切な位置付けになっているのだな、と感じました。

ぷと 第18号をいただきました。

千歳のぷとさんより同人誌をいただきました。 コロナ渦の現状を生活する者の視点から描いたものに観察者としての目配りが光っていました。見えないウイルス、窮地にこそ見えた人間のふるまい、不安や先の見えないもやもやした気持ちを吐き出すように書かれた作品に共感を覚えました。 「つばさ」は上下二段のレイアウトも良く、読みやすい工夫があったことで、スッと心に入り込んできました。翼の心のなかで煮詰まっていく感情が

bottom of page