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ほんのむし 第62号をいただきました。

  • 事務局
  • 2018年6月8日
  • 読了時間: 2分

旭川の学校図書館を考える会さんより、会報「ほんのむし」第62号をいただきました。

会員数50名の大所帯で活動をしています。

旭川市教育委員会に「学校図書館に関する要望書」を提出、回答もあわせて報告されています。

学校司書の配置やその任用期間(任用期間1年以内、再任用限度上限2回)についても学校司書の役割や経験年数の貴重さについて丁寧に説明し、理解を求めています。

図書整備費予算については、平成29年から平成30年は減額されており、先進地で熱心な活動を展開していても数字として反映されていない現状があります。

神楽中学校で勤務する学校司書さんからの報告も掲載されています。

所属は神楽中学校ですが、神楽小学校との兼務で週3中学校・週2小学校という複雑な勤務。

世界の国々資料は、ビルマ・西ドイツ・チェコスロバキアがそのまま置かれている現状、物語は日本と海外文学が混在、日本十進分類法で分類、整理の必要性を感じ、3年目にしてやっと取り掛かれたとのこと。ようやく、学校図書館の基礎を取戻します。

学校司書としてこの方の経験とたゆまぬ自己研さんの賜物が実ったことだと思います。

そして、これから児童・生徒さんが使ってこそ・・・と読み手の期待は膨らむのですが、旭川市の規定では任用期限切れになってしまうのでしょうか?続報を待ちたいと思います。

そのほか、子どもの本関係のイベント情報が満載で会員さんの参加を促し、自己研さんの糧にされていくのでしょうね。

図書館は、「ヒト」「モノ」「ハコ」と言われますが、公共も学校も、どこもいろいろと厳しい現実です。しかし、このように赤裸々に発信していくことで問題意識を持ってもらうことが大事なのだと思います。


 
 
 

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