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Lapiz(ラピス)創刊号をいただきました。


お話づくりの会 Lapiz(ラピス)さんが創刊号を発行されました。おめでとうございます。

当会会員でもある、升井純子さんが指導をしている富良野のサークルです。

2013年に富良野図書館まつりで童話ワークショップが行われた縁で仲間が集い、4年かかってめでたく同人誌創刊となりました。5名のメンバーで活動しています。

Lapizはスペイン語でえんぴつという意味だということです。

創刊号の表紙もえんぴつを花束のようにしています。

創刊号は、創作とエッセイ、みなさんが参加しています。

全体的に子どもたちにも読めるように漢字をひらがなにしたり、丁寧な描写が好感を持ちました。

「ちゃんと言えた」

秘密基地づくりに夢中な兄が構ってくれずにさみしい妹の気持ちが騒動を引き起こします。しかし、最後には素直に遊んでほしいと言えました。かわいらしいお話でした。

「オサカナネンネ」

1年生になったけいすけ、お母さんは働きに出ることになり、忙しくしている。さみしさをこらえようとしていたし、応援したいのだけれど、さみしさがポロリと零れてしまって・・・。

小さなおはなしでしたが、どれも丁寧に自分の表現したいこと、読み手に伝えたいことを考えた創作でした。発想も豊かで「うふふ」と思わず笑みがこぼれるような気持ちがあたたかくなる童話が多くてすごく楽しく読めました。


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