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北海道子どもの本連絡会 年末のご挨拶


2018年も北海道子どもの本連絡会の活動にご理解、ご協力を賜りありがとうございました。

当会は、会計年次を8月に設定しているため年度途中ではありますが、今年も無事に活動を展開することができたことに感謝し、御礼申し上げます。

子どもの本のつどいは、若い実行委員のパワーが頼もしかった網走大会。現役の保護者たちが知恵を絞り、おもてなしの気持ちをたくさん発揮しました。子どもを育てながら、生活のなかに読書がちゃんと根付いていたことが心強く感じました。

砂川大会は、実行委員あつめから始まった文字通りイチからのスタート。

さまざまな経験を持つ方が集まり、みなさんの得意分野を活かして大活躍してくれました。

コープ共済さんのご支援も賜り、新たなる活動の展開も予感させる大きな一歩となりました。

子どもの本のひろばは、運営委員が連絡会会員以外にも寄稿を呼びかけ、読書を中心にいろいろな言葉、活動を紹介することができました。この原稿依頼がきっかけで会員になってくれた方もいて、うれしい出会いでした。

北の野火にも、多くの方から寄稿をいただきました。自作を語るは著者自身が綴ることで、より作品の魅力をお伝えできます。今回の特集、「文庫活動」では、公共機関ではない、ちょっとした心の拠り所として、主宰者も利用者もちょうどよい距離間でご近所つきあいを続けてきていることが伝わってきたあたたかい原稿が多くありました。

合宿研は、絵本作家 かとうまふみさんをお迎えしての講演会と読書会。まふみさんのふんわりした雰囲気とおいしい絵本に大いに盛り上がりました。つどい砂川大会前の顔合わせとして、良い時間を持てました。

北海道子どもの本連絡会として、2020年に活動45周年を迎えるにあたり、会員数の減少や高齢化など変化がでてきています。今後の活動を考えるうえでも、みなさんの声を聞きたいと会員アンケートを実施しました。みなさんから実直で丁寧な回答をいただくことができました。ありがとうございました。時代は変化してきていても、みなさんそれぞれが、さまざまな場所で、子どもと読書を引き合わせる手助けをしていること、書き手は日々創作の世界で闘っていること、読み手は、年齢を理由にせずに想像の翼を思いっきり広げて楽しんでいることを知りました。

みなさんの読書活動の応援ができるよう、来年も私たちらしい活動を展開していきたいと思っています。2019年もどうぞよろしくお願いいたします。


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