全国障害者問題研究会北海道支部さんより、会報558号をいただきました。
2020年9月12・13日に旭川市で開催予定の全国大会に向けて準備が進んでいる模様。
そのほか、連載記事も読みごたえがありました。
興味深く読んだのは「北海道における「子ども食堂」の成立と展開」運営者へのインタビュー調査から、子ども食堂の創成期が浮かび上がります。記録として、貴重なレポートだと思います。2012年に東京ではじまったこの取り組み、北海道では2015年旭川で誕生から、各地で増加を見せ、新聞などのニュースで取り上げられました。「子ども食堂」は、貧困や困っている家庭の子どもや家族だけを対象にているのではなく、誰でもが参加できる、食事やいろいろな機能を持った場所です。
主宰団体それぞれが多様な目的を掲げ、子どもだけでなく関わる大人のため、地域のため、選択肢のひとつとして展開されています。
この報告によって、「子ども食堂」に対しての認識を改めることができました。
こういう居場所づくりということなら、誰でも関わりを持つことができるのではないだろうか、と思いました。