団体会員である、あさひかわ文庫読書会連絡会さんより、ニュース第454号、第455号をいただきました。
第454号は、絵本作家、名寄市立大学准教授 堀川真さんと文庫活動について座談会形式でざっくばらんに話した勉強会のレポート。旭川は昔から地域文庫(家庭文庫)が盛んな地域で現在も元気に活動を継続している拠点がたくさんあります。その関係者と今まさに学生たちと名寄の「つぐみ文庫」を継続させるべく動いている堀川さん。文庫という場所の役目、家でも図書館でもなく、近所の第三者がいる場所、そこにいてもいい場所。そんな、子どもたちひとりひとり、訪問する人それぞれに別の顔を持つ文庫について、昔と今の違い、これからについて、非常に示唆に富んだ内容でした。
第455号は、テーマ別持ち寄り読書会、「こういう時にこんな本」大人数の時、小学6年生、1年生、異年齢、導入、など、さまざま場面で適切な本を選ぶことができるように、選書について他者の意見を聞ける仲間は良いですね。
おはなし会や読み聞かせ会では、子どもたちの見える・聞こえるを重要視して選書してみてください。どんなに感動する本、楽しい本でも適切に使わないとせっかくの作品が伝わりません。読み手のみなさんは、ぜひ、お客さんの気持ち、目線、を意識して読み聞かせを考えてみてくださいね。